保湿力抜群!お肌しっとり 廃油でエコ 手作り石鹸

保湿力抜群!お肌しっとり 廃油でエコ 手作り石鹸 無添加食材 レシピ

皆様石鹸はお使いですか?私と子どもはアトピーで、肌に触れるものと食べるものには気を使います。ずっと敏感肌用のボディソープや石鹼を使っていましたが、ある時知人から手作り石鹸をいただきました。使ってみると、今までの高価な石鹸よりお肌がしっとり!すごい!私も作ってみよう!!と作り方を教えてもらい早速作ってみました。今回で3回目の石鹸作りです。揚げ物に使った油を再利用するので、エコにもつながります。

材料は苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)、オイル、水だけです。

苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)について

苛性ソーダは劇物です!水と合わせた直後に100度前後の高温になり、化学反応でガスを発生させるので、取り扱いには十分に気を付けてください。温度が下がった状態でも皮膚に触れると火傷し、目に入ると最悪の場合失明します。手袋・マスク・眼鏡等必須!

なぜ苛性ソーダが石鹸作りに必要なのかというと、石鹸の素地は、脂肪酸(油脂)と苛性ソーダ(アルカリ)を反応(鹸化)させて固形化されているからです。石鹸を作る時に脂肪酸と苛性ソーダを撹拌する過程でほとんどの苛性ソーダは化学反応で変化し「脂肪酸ナトリウム」となって石鹸には残っていません。ほんの少し残っていたとしても石鹸の熟成期間に更に鹸化が進み、残っていた苛性ソーダは脂肪酸ナトリウムになるのと合わせ、水分と一緒に蒸発してしまいます。石鹸の出来栄えを食べて確認する職人さんもいらっしゃるそうですから、ご安心ください。

まずは、苛性ソーダを手に入れるのに苦労しました。近所のドラッグストア5~6件まわりましたが取り扱いがなく、(スギ薬局は取り寄せの予約後購入できるとの事でした。)最後に行った大型スーパー内の薬局で購入できました。一本500gで748円。劇物指定の為、身分証明書と印鑑が必要でした。

苛性ソーダ

オイルについて

揚げ物には米油を使っています。料理で使用後はキッチンペーパーで濾して汚れを取り除きます。

廃油と下記のオイルをブレンドしました。唐揚げの匂いが気になったのでラベンダーの匂いのオイルを入れてみましたが、作っている段階では唐揚げとラベンダーの混ざった何とも言えない匂い・・・一か月後完成の時点では唐揚げの匂いは不思議と消えていました!

パームオイル
ラベンダーブレンド マッサージオイル

水は、精製水を使うのがベストのようですが、私は浄水器の浄水を使っています。

一番初めは牛乳パックを型にしましたが、シリコンの方が取り出しやすかったので、マフィンのシリコン型を使用しました。

マフィン型で石鹸作り

今回の石鹸の材料(マフィン型12個分)

苛性ソーダ 120g

水 240ml

オイル 800ml(米油 600ml・パーム油 100ml・ラベンダーエッセンシャルオイル 100ml)

※牛乳パック1000mlの容器で作る場合は半量にしてください。

作り方

①耐熱容器に水を量り、苛性ソーダを少しづつ入れ溶かします。

有毒ガスが発生するので、庭に出て溶かしました。100均で買ったガラスの温度計で混ぜます。

夏休みで子どもが家にいたので、安全の為しばらく外に置いておきました。温度を下げたいので、冬ならこのまま外に置いておくといいかも。

約40度になるまで放置します。温度が下がるのに数時間かかるので、急ぐときは保冷材や水を当てます。

②ボウルにオイルを量り、約40度になるまで湯煎します。

③オイルに苛性ソーダ水を少しづつ入れながら、泡だて器で20分間休まずに混ぜ続けます。

オイルに苛性ソーダ水を少しづつ入れながら、泡だて器で20分間休まずに混ぜ続けます。

④キャラメル状になったら型に流し入れます。

キャラメル状になったら型に流し入れます。

⑤数日後、型から取り出し、約一か月間新聞紙等の上で乾かして完成です。

苛性ソーダーの取り扱いさえ慎重になれば、無添加でお肌に優しく、お財布にも優しい石鹸が出来上がります。ご興味のある方は是非お試しください。

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